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【随 筆】 『メンタルマネージメントとの出会い』
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リブラス(株) 代表取締役社長 櫻井 英裕(釧路支部会員) |
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大学に入学し、ふとしたきっかけでライフル射撃という超マイナーな競技を始めました。その競技生活をしていく中で、私は「メンタル・マネージメント」という考え方と出会ったのです。25年以上も前の私にとっては、とても新鮮な考え方でした。
「メンタルマネージメント」は、モントリオールオリンピック ライフル射撃競技のチャンピオン ラニーバッシャム氏が体系づけたもので、心をコントロールして最大のパフォーマンスを発揮させるというものです。後に、彼のテキサスの自宅で直接指導を受けることも出来、私にとってはすべての考えの柱へとなっていきました。(勿論、経営においても)
日本体育協会専門コーチの資格を取得し、昨年より国体の北海道監督を引き受けています。その中で、様々な選手を指導することがありますが、中でも楽しいのは、可能性に溢れている高校生や大学生を教えている時です。
私は、その可能性をより高めてあげる為に、自分が学んできた「メンタルマネージメント」を早い時期に教えています。因みにメンタルトレーニングというのは、メンタルマネージメントのセルフイメージという部分を伸ばす方法の一手段です。全体を教えないと、単なるポジティブシンキングになってしまうので、早い時期にきちんと教えてあげることにしています。
先日もジュニア向けの合宿で、こんなセミナーを行ないました。(この紙面の量なのでほんのさわりだけですが、良かったらゴルフの参考にでも)
大切なのは三つ。一つ目は、頭の中で浮かぶ映像を大切にすること。二つ目は、行動の自動化。そして三つ目は、自分自身へのイメージを大きくすること。三つ目のイメージを大きくする方法の一つは、小さな成功を積み重ねる事。(あくまでもジュニア向けなので、平易な表現でおこなったものです)
今年は山口国体です。(といってもライフル射撃競技は広島市での開催ですが)
メンタルマネージメントを利用し、選手が最大のパフォーマンスを発揮出来るように、サポートしてきたいと思っております。 |
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