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「素の自分をさらけ出せた」 |
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(株)あゆみ調剤 矢部 政仁
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ついこの間新年を迎えたと思ったらもう4月。年齢と共に時間の経過が早くなるようです。4月は入学、進学、就職のシーズン。新しい道へ進まれ、期待に胸を膨らませている方も多いでしょう。
第12期同友会釧路幹部大学に参加させていただきました。正月気分の抜けきらない1月7日から2ヶ月間、毎週金曜日の講義とレポート提出。一足早い入学です。まるで新入生のように期待と不安に胸膨らませて初日の講義を受けました。何事も最初が肝心。ちょっと早めに到着し、少し待つと、続々と他の受講生がやってきます。同じ班の方々から名刺交換を始めますが、どう見ても私より若い方々ばかり。はつらつとした意欲のある方がたくさんいらっしゃいます。明らかに先輩と思われる方は一人だけ、もう少し同世代がいるかと思っていたので、圧倒されながら、ほんの少しの後悔と緊張の始まりでした。
同友会の幹部大学は以前に参加した知人などから話を聞いて、いつか受講したいと思っていました。これまでなんとなく億劫で、忙しさを言い訳にして受講していませんでした。同友会から届いたお誘いメールの大島先生の推薦の言葉に心を動かされ、よし、それならと思い、申し込みました。
日本経済から哲学、文学、歴史、組織論、表現力など講義の内容は多岐に渡ります。受講してみると、まさに自分を丸裸にされ、カッコつけたり、体裁を整えても通用しない、素の自分をさらけ出されるような内容でした。仕事も年齢も経験も違う方々が集まって、立場や肩書きなど関係なく学びあう。受講生の皆さんはとても意欲的で素直に自分を表現して、何かを掴み取ろうとします。そんな雰囲気に自分も引っ張られ、まるで純真無垢な学生に戻った気分でした。とても新鮮で楽しい時間を過ごすことができましたし、あらためて自分を見直すきっかけになりました。なるほどこれが人間尊重の共育が示す真骨頂だなと感じました
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