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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
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三重ある記
 
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その10
『松阪木綿』 松阪市

hananoiwaya
 粋な縞柄が江戸の庶民に愛され、発展を遂げた松阪木綿。三重県の伝統工芸品に指定されており、藍染の糸が織り成す濃淡は、今なお多くの人を魅了しています。
 松阪発祥の三井家も、松阪木綿で財を成した商人のひとり。松阪地域で織られた反物は江戸店持ちの商人によって広められていました。
 今では織り元も松阪市のお隣、明和町に一軒が残るだけ。真っ白な糸を藍で染め、天日に干し、年代物の自動織機に糸を掛ける―。過去からの伝統を引き継ぐように、今日も反物が織りあがっていきます。

2012年10月19日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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