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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
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三重ある記
 
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その115
『海苔の収穫最盛期』 答志島 

mie   かごの中で黒く光っているのは海苔。鳥羽の離島答志島では今、海苔の収穫が最盛期を迎えています。
 漁場で摘み取った海苔はこうしてかごに入れ、陸の加工場へと運ばれます。水洗いをし、製造機械ですいていきます。
 海苔の生産は夏の終わりの種付けに始まり、漁場への網張り、育苗…と、板海苔になるまでおよそ7カ月を要します。
 伊勢湾の中でも、波の荒い答志島の漁場で育つ海苔は、うま味成分のアミノ酸が海苔の胞子にたっぷりと含まれるため、波の静かな漁場で育つのりよりも、うま味があるそう。
自慢の板海苔は、各地のお寿司屋さんや食卓へと運ばれていきます。










2015年1月30日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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