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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
〜私たちは地域の発展と人間尊重の経営を目指す経営者集団です〜
三重ある記
 
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その143
『豆板(まめいた)』 熊野市  

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 融かした砂糖に小豆を混ぜ、丸い形に固めた「豆板」は、熊野地方の砂糖菓子です。
 手のひらに乗るサイズが一般的ですが、店によってサイズは異なり、小豆がピーナツになるところもあるようです。
 香りはもちろん味付けも特にありませんから、とにかく甘い。じわりと口の中で溶けていきます。
 今のように甘いものがない時代、旅人の楽しみのひとつだったともいわれる豆板。素朴な甘さはどこか懐かしい味がします。








2015年8月21日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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