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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
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三重ある記
 
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その157
『なが餅』 四日市 

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 細長い餅の中にあんこを入れ、薄く延ばして焙った「なが餅」。四日市の名物です。
 その歴史は古く、天文19年(1550年)創業の笹井屋が、江戸時代から街道の旅人に売っていたそう。
 その笹井屋が日永という土地の近くにあったことから「永餅」と名付けたとされますが、牛の舌に形が似ていることから牛の舌餅と呼ばれることもあったといいます。
 同じような形の餅は、三重の旧東海道や旧伊勢街道沿いに広がっており、その名も「永餅」「長餅」など、さまざま。
 三重土産として人気があり、津市出身のレスリング選手、吉田沙保里さんがお土産にすることでも知られています。







2015年11月27日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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