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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
〜私たちは地域の発展と人間尊重の経営を目指す経営者集団です〜
三重ある記
 
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その161
『指さし道標』 四日市市 

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 昔から交通の要衝として栄え、多くの街道が通る四日市。
 あちこちで、道標を見掛けますが、一風変わった道標があります。
 文化7年(1810)に建立されたということですが、「すぐ江戸道」「すぐ京いせ道」のそれぞれの文字の上には指さした手の形がくっきり。なんとも近代的なデザインです。
「すぐ」というのは、真っ直ぐという意味。ここで立ち止まり、行く先を確認するちょんまげ姿の旅人が見えるよう。昔の人も洒落たことをしたものです。









2015年12月25日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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