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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
〜私たちは地域の発展と人間尊重の経営を目指す経営者集団です〜
三重ある記
 
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その177
『海女小屋』 志摩市  

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  ここは海女小屋。海から上がった海女たちは燃え盛る炎で冷え切った身体を温め、次の漁に備えます。
 三重県の伊勢志摩地方は国内でも最も海女が多い町。どの海女も元気で朗らか、そしてとても働き者です。
 漁と家事、そして畑仕事まで。「旦那ひとり養えなければ、一人前の海女じゃない」といわれるのも頷けます。
 こうして火にあたる時間は、海女たちのおしゃべりタイム。孫のこと、夫のことなどなど、ひとしきり話をして身体を休めたら、また海へ。実にたくましい女性たちです。








2016年4月22日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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