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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
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三重ある記
 
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その188
『鮑漁最盛期』  鳥羽市 

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  夏本番、漁業の町鳥羽では、鮑漁が最盛期を迎えています。  三重の鮑漁は毎年9月半ば〜12月31日までは、産卵期の保護を目的に禁漁とされています。漁期の中でも5月以降の鮑は旨みが増すといわれ、これからの季節は鮑をお目当てにした観光客も訪れます。  古来、神宮の神饌として奉納され続けている鳥羽の鮑。神様のお食事として認められた鮑は生でよし、蒸してよし、焼いてよし。 そうそう、地元では妊婦さんが食べると瞳の美しい子どもが生まれるという言い伝えがあります。「つぶらな瞳の赤ちゃんが授かりますように」との願いを込めながら鮑を味わう妊婦さんも少なくありません。








2016年7月29日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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