その188
夏本番、漁業の町鳥羽では、鮑漁が最盛期を迎えています。
三重の鮑漁は毎年9月半ば〜12月31日までは、産卵期の保護を目的に禁漁とされています。漁期の中でも5月以降の鮑は旨みが増すといわれ、これからの季節は鮑をお目当てにした観光客も訪れます。
古来、神宮の神饌として奉納され続けている鳥羽の鮑。神様のお食事として認められた鮑は生でよし、蒸してよし、焼いてよし。
そうそう、地元では妊婦さんが食べると瞳の美しい子どもが生まれるという言い伝えがあります。「つぶらな瞳の赤ちゃんが授かりますように」との願いを込めながら鮑を味わう妊婦さんも少なくありません。
『鮑漁最盛期』 鳥羽市
2016年7月29日
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