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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
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三重ある記
 
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その19

『世界遺産 熊野古道』 熊野市

 古来より、多くの参詣者を迎え入れてきた熊野古道。平成16年7月、ユネスコ世界遺産に登録されました。
 熊野古道は熊野と伊勢や和歌山、吉野などを結ぶ古い街道の総称です。伊勢と熊野速玉大社を結ぶ伊勢路、花の窟から熊野本宮大社へと続く本宮道、高野山から熊野本宮へ向かう小辺路(こへち)など、いくつかのルートがあります。
 写真は熊野市内の松本峠。およそ3kmの峠道は江戸期と明治期の石畳が続いています。峠からは熊野速玉大社のある新宮まで25kmに渡って続く七里御浜が一望でき、一息入れた巡礼者が、速玉大社への思いを新たにした様子が目に見えるようです。
 この峠を越えれば、延々と海岸沿いを歩く浜街道。目指す新宮まで峠越えはありません。


2012年12月21日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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