その20
澄んだ青空の下、寒風に揺れるサンマがキラリ。熊野市の世界遺産、七里御浜でサンマの丸干しづくりがピークを迎えています。
七里御浜は熊野古道の浜街道として、巡礼者が歩いた場所。潮風と日差しが干物づくりに適しており、浜の一角に設けられた作業場では、近くの漁港で水揚げされたサンマの尻尾を紐で縛り、竹ざおにかけていく作業が続けられています。
この地方では、ずらりと吊るされたサンマをすだれに例え、「銀すだれ」と呼んでいます。 保存食のため、脂をすっかりと落とした堅めに仕上げるのが熊野風。3日ほど干せば、方言で「かんぴんたん」と呼ぶ、それは堅い立派な銀すだれに変身します。
『サンマの銀すだれ』 熊野市
七里御浜は熊野古道の浜街道として、巡礼者が歩いた場所。潮風と日差しが干物づくりに適しており、浜の一角に設けられた作業場では、近くの漁港で水揚げされたサンマの尻尾を紐で縛り、竹ざおにかけていく作業が続けられています。
この地方では、ずらりと吊るされたサンマをすだれに例え、「銀すだれ」と呼んでいます。 保存食のため、脂をすっかりと落とした堅めに仕上げるのが熊野風。3日ほど干せば、方言で「かんぴんたん」と呼ぶ、それは堅い立派な銀すだれに変身します。
2012年12月28日
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