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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
〜私たちは地域の発展と人間尊重の経営を目指す経営者集団です〜
三重ある記
 
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その209
『鯨魚供養塔』  熊野市 

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  熊野の海を見下ろす小高い場所に並ぶお地蔵様や石碑たち。
 それぞれにいわれがあるのですが、一番奥の小さな石には鯨魚供養塔と刻まれています。
 説明板などによると、明治時代、波打ち際に現れたクジラを地元の漁師が捕獲して多額の収益を上げたことがあったといい、その収益で、木造二階建ての木本小学校を新築したようです。
 一頭のクジラが学校に。町はさぞかし活気づいたことでしょう。










2017年1月6日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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