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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
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三重ある記
 
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その21
『めはり寿司』 熊野地方

ishigami
 高菜の浅漬けでくるんと包まれているのは「めはり寿司」。三重県の中でも熊野地方や、その近隣の和歌山、奈良県だけで食べられている郷土料理です。
 名前には「寿司」とついていますが、一般的には酢飯ではなく、白米のおにぎりを包んで食べます。
 はじまりは熊野地方の山仕事や農作業のお弁当だとされ、ソフトボールほどもある大きなおにぎりを包んでいたことから、「目を見張る大きさ」「目を見張る美味しさ」が名の由来だと伝えられています。
 大きな口を開けてぱくりと食らいつく醍醐味。熊野ならではの素朴な味わいです。

 
2013年1月11日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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