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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
〜私たちは地域の発展と人間尊重の経営を目指す経営者集団です〜
三重ある記
 
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その220
『歯痛(はやめ)地蔵』  多気町 

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  小さな祠の中にいらっしゃるお地蔵様。歯痛に効能があるといわれている道標地蔵です。
祠の前を通るのは伊勢本街道。その昔、この付近には茶屋や旅のお供の馬を繋ぐ場もあったようです。
近くの寺に住んでいた僧で俳人であった観照辨應(かんしょうべんおう)が祀ったとされ、お地蔵様にはその名も刻まれています。
旅人の道標として、時には歯痛止めとして、多くの人々が足を止め、手を合わせたお地蔵様。今なお、地域の人たちには大切な存在です。














2017年03月31日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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