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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
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三重ある記
 
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その24

『御木本幸吉像』 鳥羽市

 「世界中の女性の首を真珠で絞めてご覧に入れる」
 この名言で知られる、真珠王、御木本幸吉。彼が生まれ育ち、世界で初めて真珠の養殖に成功した地、鳥羽市。この像は近鉄鳥羽駅の駅前に建っています。
 幸吉が養殖真珠の発明に成功したのは明治26(1893)年7月11日。養殖技術の確立だけでなく、漁業関係者との交渉など、養殖への道は苦難の連続だったようです。
 うどんやの長男として生まれた幸吉は、優れた商才の持ち主だった祖父の影響を受け、商売の基本を身に着けたといわれています。
 ミキモトの名で世界の女性の首を飾っている真珠。この像は幸吉の業績をたたえるため、養殖真珠100周年を記念して建立されたそう。鳥羽市の玄関口で訪れる人たちを迎えています。


2013年2月1日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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