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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
〜私たちは地域の発展と人間尊重の経営を目指す経営者集団です〜
三重ある記
 
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その26

『ワカメ漁』 鳥羽市答志島

 鳥羽市の離島、答志島。早春の訪れを告げるワカメ漁が最盛期を迎えています。
 早朝に出漁した船が、刈り取ったワカメを山のように積んで港に戻ると、にわかに活気づきます。
 丘に引き上げられたワカメは、茎を切り落として港でそのまま熱湯に。美しい緑色に変身します。
ワカメは手間暇をかけ、塩蔵ワカメとして出荷されていきます。
 寒風の中、ワカメに埋もれるようにして茎を落とすおばあちゃん。「手が冷たいけど、ここのワカメはおいしいでえ」と、黙々と手を動かしていました。
 作業は4月ごろまで続きます。




 
2013年2月15日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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