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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
〜私たちは地域の発展と人間尊重の経営を目指す経営者集団です〜
三重ある記
 
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その29
『洗濯場』 鳥羽市神島 

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 三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台となった鳥羽市神島。
 昭和54年に海底送水管が完成するまで、この島に暮らす人々は島の中央部を流れる水を洗濯用の水として暮らしていました。
 この洗濯場は三島が暮らした寺田さんの宅のすぐ近く。今ではほとんど使われなくなったという洗濯場ですが、石の間にはたわしや石鹸が置いてあります。
 目をつむると、島の女性のにぎやかな声が聞こえてきそうです。




 
2013年3月8日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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