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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
〜私たちは地域の発展と人間尊重の経営を目指す経営者集団です〜
三重ある記
 
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その34

『メカブ干し』 鳥羽市石鏡(いじか)

 網に並んで潮風に揺られているのはメカブ。石鏡漁港でのひとこまです。
 メカブはワカメの根元の方にあるひだ状の部分。鳥羽地方ではこのメカブを干して保存をし、料理に使います。
 刻んだメカブは大変粘り気があり、味噌汁に入れた「めーぶ汁」は鳥羽ならではの味。磯の香りが堪能できる一品です。
 鳥羽は三重の中でも、海藻や魚を干す文化が浸透しています。鳥羽の漁港に行けば、何かしら干し物に出会うことができます。




 
2013年4月19日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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