その3
津市の西端に位置する美杉町多気。その静かな山あいの里に、国の名勝・史跡に指定されている「北畠氏館跡庭園」があります。
北畠氏は約240年にわたり、多気地域を拠点に南伊勢地域を治めた武将です。
庭は1530年ごろの造営と伝えられ、広さは約850坪。流れが「米」の文字のように屈曲している「米字池」や、中央に配された1.9メートルの立石などが野性的な武将の好みを表し、自然との調和を生かした佇まいは往時の面影を今に伝えています。
武将が心を鎮めるための重要な空間だったという庭園。11月には紅葉の名所となります。
『北畠氏館跡庭園(きたばたけしやかたあとていえん)』 津市
北畠氏は約240年にわたり、多気地域を拠点に南伊勢地域を治めた武将です。
庭は1530年ごろの造営と伝えられ、広さは約850坪。流れが「米」の文字のように屈曲している「米字池」や、中央に配された1.9メートルの立石などが野性的な武将の好みを表し、自然との調和を生かした佇まいは往時の面影を今に伝えています。
武将が心を鎮めるための重要な空間だったという庭園。11月には紅葉の名所となります。
2012年8月30日
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