ID : Pass : 新規登録
The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
〜私たちは地域の発展と人間尊重の経営を目指す経営者集団です〜
三重ある記
 
トップ  >  (3)『北畠氏館跡庭園』
その3
『北畠氏館跡庭園(きたばたけしやかたあとていえん)』 津市

hananoiwaya
 津市の西端に位置する美杉町多気。その静かな山あいの里に、国の名勝・史跡に指定されている「北畠氏館跡庭園」があります。
 北畠氏は約240年にわたり、多気地域を拠点に南伊勢地域を治めた武将です。
 庭は1530年ごろの造営と伝えられ、広さは約850坪。流れが「米」の文字のように屈曲している「米字池」や、中央に配された1.9メートルの立石などが野性的な武将の好みを表し、自然との調和を生かした佇まいは往時の面影を今に伝えています。
 武将が心を鎮めるための重要な空間だったという庭園。11月には紅葉の名所となります。
2012年8月30日

前
(4)『松阪商人の館』
カテゴリートップ
TOP
次
(2)『海女』

三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
メニュー
TOP