ID : Pass : 新規登録
The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
〜私たちは地域の発展と人間尊重の経営を目指す経営者集団です〜
三重ある記
 
トップ  >  (63)『四日市萬古焼』
その63
『四日市萬古焼(ばんこやき)』 四日市市 

mie
 整然と並んでいるこの物体、何だかお分かりでしょうか。
 ここは伝統工芸品、四日市萬古焼の作業場。手前は急須の持ち手、奥は茶を注ぐ口の部分で、これから急須の茶葉を入れる部分に付けて、作品を完成させていきます。
 萬古焼の急須の土には、鉄分が多く含まれています。その鉄分と、お茶の苦味とが化学反応し、味がまろやかになるともいわれています。
優しい丸みを帯びた萬古焼の急須。温かい茶が恋しい季節の到来です。








2013年12月6日

前
(64)『干し柿』
カテゴリートップ
TOP
次
(62)『明治期の豊田織機が織る伊勢木綿』

三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
メニュー
TOP