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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
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三重ある記
 
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その66
『海女のおやつ「きんこ」』 志摩市 

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 お日様をたっぷりと浴び、艶やかに光っているのは「きんこ」と呼ばれる干し芋。古くから、志摩地方の海女や漁師のおやつとして親しまれています。
不思議な名前の由来は、「きんこ」と呼ばれるナマコを干したものに似ているからだとか。 サツマイモを蒸かさず、煮て干すのはこの地方の特徴で、少し炙ると、風味が増します。
寒さが増すと、海辺の町のあちこちで出合うきんこ干し。年の瀬になると、オレンジ色のきんこたちが、スーパーの店頭にも並ぶようになります。








2013年12月27日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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