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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
〜私たちは地域の発展と人間尊重の経営を目指す経営者集団です〜
三重ある記
 
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その67
『道標』 松阪市 

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 右わかやま道 左さんぐう道。
 松阪市日野町の交差点に立つ道標には、案内の文字がくっきりと刻まれています。
 江戸時代の松阪は、お伊勢参りの人たちが歩いた参宮街道と、和歌山街道と分岐する宿場町。記録によると、この道標のある一帯には旅籠や遊郭があったようです。
 右に行けば和歌山街道、左に進めば参宮街道へ。ちょんまげにわら草履。そんな旅人の後姿が見えるような、不思議な一角です。





2014年1月10日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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