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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
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三重ある記
 
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その85
『手こね寿司』 伊勢市 

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 伊勢志摩地方の郷土料理、手こね寿司です。  カツオやマグロなどの赤身を醤油ベースのタレに漬け込み、寿司飯の上に乗せて食べます。
 漁師がカツオ漁で忙しい時に、船の上で獲ったカツオを切って醤油につけ、ご飯と手で混ぜて食べたのが始まりで、「手こね」の名の由来とされています。  伊勢うどんと並んで、地元はもとより、観光客にも愛される郷土料理。スーパーの寿司のコーナーに並ぶのも、同じ三重でも伊勢志摩地方ならではの光景です。
お店によってタレの味も違えば、生姜や大葉、海苔、胡麻など、カツオの上から散らす食材も異なる手こね寿司。食欲がない夏にも人気のメニューです。










2014年6月13日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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