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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
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三重ある記
 
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その87
『鳥羽城跡』 鳥羽市 

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 織田信長、豊臣秀吉に仕え、九鬼水軍を指揮した武将九鬼喜隆(1542〜1600)が築いた鳥羽城の跡です。
小山の上に築かれており、周囲を海で囲まれた珍しい「海城」。本丸には三層の天守閣がそびえていましたが、今は本丸周辺などに残る石垣の一部だけが、当時の面影を伝えています。
朝鮮出兵の際、三層の楼閣と大砲三門を備えた巨船を建造するなど、喜隆には船にまつわる興味深い話が数多く残されています。
関ヶ原の戦いで破れると、鳥羽の離島、答志島で自刃して果てた喜隆。島には嘉隆の首塚、胴塚が残っています。









2014年6月30日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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