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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
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三重ある記
 
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その93
『アラメ干し』 鳥羽市 

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 アラメという海藻をご存じでしょうか。コンブの仲間で、漢字では「荒布」と書きます。  鳥羽地方のアラメ漁は7〜9月。海女や漁師が採ったアラメは、こうして港で天日干しにされます。
 三重県のアラメの生産量は年間およそ200トン。細かく刻んで煮物用加工されるほか、イワシやサンマを昆布巻きの要領で巻く、アラメ巻きにして食べられています。
 このアラメ、実は身近な食べ物にも使われています。コンニャクの黒い小さな点。実はあれはアラメなどの海藻類なのです。








2014年8月8日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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