シーアイアール曽我（株）西岡秀朗（釧路支部）

伊東良孝市長が講演する同友会の例会をサボって、ミーハーな私は、浅田次郎氏の文化講演会を聞きながらはっと思い出した。チュプカの原稿を25日までに提出しなければならなかったのだ。

　先日原稿を書くように言われたとき、「え、チュプカ？」急ぎ会社に帰り、ＰＣからメールを改めて見直すと、どなたも見事な仕上がりである。まだ読者になって日も浅く、おまけに浅学な自分が投稿するのはまだ３年早いように思えるが、84号も続いて由緒ゆかしきチュプカに対して、不見識な私を見抜いているように米木氏のあの鋭い眼光で指名されたときはとりあえず返す言葉は無かった。同友会のメールは一応すべて開封して読んでいるが、チュプカが釧路同友会の象徴的な冊子にも思えるものと再認識した次第。

それにしても自分のＰＣのメールは多すぎる。頼みもしないのに、いや頼んだのもあるがともかく怒涛のように来る。現在メール総数1349通、内、未読622通。取引メーカーから来るメールが多いのだが、とてもこの閲覧ばかりに時間をかけてはいられない。最近は未読を放っておいても心が痛まなくなった。数ヶ月前は油断をし、ウイルスメールを開こうとして、一瞬にして我がアドレス帖からウイルスが千里を走り、幸いどなたもウイルスに負けるような無知な人はいなかったが、非難だけはたくさん頂いた苦い思い出がある。<.p>

　ところで私は一昨年の１月に帯広から釧路へ赴任してきたのだが、元々は中標津高校出身なので釧路は地元のようなものだ。しかし、家内を東京から連れてきて、ようやく帯広に落着いた頃に釧路へ転勤ということで、家内への報告も気が重たかった。「釧路？うーん・・・海があるから直ぐ釣りにいけるわね」「そうなんだ。釣りができるよ」。

　夫婦の絆を微かにつないでいるのは共通の趣味である海釣りで、今年も週末を防波堤で二人で過ごした。