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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
〜私たちは地域の発展と人間尊重の経営を目指す経営者集団です〜

「自分の書斎だ!」


(有)釧路ホームサービス 社長 葛西 勝紀  (釧路支部 会員)
 

  初めて自分の書斎を持った。誰にも邪魔されない(誰に?)自分だけの城。あれこれ考えて、まず第一に、ハーレーのオートバイを冬でも一緒に居られるように暖房付きの部屋に入れよう。二番目に好きな音楽を聴き、三番目に好きなポスター。四番目に整備や工作などをできるような工具類を揃え、五番目に家族から追い出されても緊急避難できる場所。そんな理由で寝室からパジャマでも行ける場所に12帖の書斎部屋を造った。
  青春時代の好みのポスター、音楽、内装等が完成して自分が如何にアメリカの文化に染まっているかが良く分かった。終戦の時は4歳。幼児期から多感な(本当かいな?)時期までを怒涛のようなアメリカ文化を受け入れて育った。書斎にある品物も、音楽はロックンロール、オールディポップス。
  ポスターはイージーライダー、西部劇の舞台のモニュメントバレー、スターウォーズ、壁にはプレスリー自分が単純に好きな物を並べていたらこうなった。こんな事でいいのかな?異国の文化をこんなに簡単に受け入れていいのだろうか?私の育った時代はアメリカとソビエトからの洗脳教育を受けた時代。教育って怖い。西部劇ではインディアンは皆悪い人。原爆は日本に平和と民主主義をもたらす為に貢献した。日本は死ななきゃ直らないような悪い国。お前たちは死ぬまで反省していろ。こんな自虐的国って他にある?
  私たちは今まで、色んな事を自分が責任を持って考えてきたのだろうか。子供が「お前たちの両親や爺さん婆さんもみんな悪い奴だ、お前も反省しろ」ってずっと言われ続けていたら自分に自信とプライドを持つことができるだろうか。 
  今、教育基本法が議論されているけれど、党派や面子や利害や主義から発想する不毛の議論ではなく、自分の国と家族に誇りを持ち素晴らしい人生を生きる為に、哲学的、普遍的な議論を国会でしてくれたら良いなと、自分の書斎から考えた。
       

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