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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
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三重ある記
 
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その118
『ケノリ漁』 鳥羽市 

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 大潮で潮が引いた鳥羽市安楽島の岩場。女性が手にしている石から下がっているのはケノリと呼ばれる海藻です。
 ケノリはカヤモノリ科で、毛髪のように見えることから、この名が付いたといわれています。年明けから3月までが収穫期で、こうしてハサミやカマで刈取り、水洗いを繰り返した後に脱水し、天日干しにします。
 フライパンでさっと焙ってほぐし、ご飯にかけると、磯の香りがふんわりとして大変美味なケノリ。春の訪れを告げる旬の味でもあります。









2015年2月20日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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