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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
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三重ある記
 
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その137
『西島八兵衛像』 津市  

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 津市の中心市街地に立つ西島八兵衛像です。
 八兵衛は慶長元年(1596)浜松に生まれ、17歳の時に津藩主藤堂高に仕えました。
 水利や灌漑の技術に優れ、新田や用水路を開発。その能力は津藩だけでなく、讃岐生駒藩でも発揮され、後世の暮らしに様々な恩恵をもたらす業績を残しています。
 中でも、雲出川下流の干ばつに苦しんだ地域を救った雲出井の整備は困難を極める工事だったといいます。
 村人たちは八兵衛の徳を称えようと、彼の死後間もない天和4年(1684)に、井水の分岐点に水分神社を建立。今も地域の人たちにその偉業は語り継がれています。









2015年7月3日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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