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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
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三重ある記
 
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その186
『ひやわい』  名張市 

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  江戸川乱歩生誕の町、名張。古くからの家並みが続く地域には「ひやわい」と呼ばれる細い路地があります。
 人ひとりが通るのがやっとの「ひやわい」。それも1本だけでなく、とても複雑に入り組んでつながっています。
 同じ三重でも、この地方でしか使わない「ひやわい」という言葉は、語源が気になるところですが、定かではありません。
この地域では「間」のことを「あわいさ」と言うため、「陽の当たるあわいさ」が、「ひやわい」になったのだろう、という説もあります。
生活感あふれる「ひやわい」はこの町のシンボルでもあります。









2016年7月15日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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