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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
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三重ある記
 
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その151
『松坂城跡からの眺め』 松阪市  

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 松阪市の市街地に位置する松坂城。残念なことに建造物はありませんが、豪壮な石垣の上からは松阪の町が一望できます。
 松坂城は1588年、近江日野生まれの戦国武将、蒲生氏郷が築城。堀は総延長約2km、天守閣は3層だったと伝えられています。
 現在、一帯は公園に整備され、サクラやフジの名所として知られています。梶井基次郎の「城のある町にて」の城はこの松坂城で、地元ではちなんだ銘菓も売られています。
 余談ですが、同じ「まつさか」でも、市の名前は「松阪」、城の名前は「松坂」と表記が異なるのは、平成23年に城跡が国指定史跡に指定された際の表記が「松坂城」だったことに由来するそう。指定後に城に関する看板類の「阪」の字だけがすべて「坂」と、書き直されたのはご愛嬌です。








2015年10月16日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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