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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
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三重ある記
 
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その58
『祭りの習わし』 伊賀市 

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 山盛りの素麺や餅、お椀一杯の大豆がのったお膳を挟み、酒を酌む。
 伊賀市高山地区で22日に開かれた伝統行事のひとコマです。
 集落の人々が公民館に集まり、この膳の食事を一通り食べ終えると、祝いの手打ちです。地域の人ならだれもが知っているという言い回しで「あほれ、手を叩きましょ。しゃんしゃん」と唱えながら、何度か手を打ちます。
 毎年10月22日と7月20日、祇園祭に合わせて開かれるこの行事。いつごろからの習わしなのか、詳しくは分っていないそうですが、伝統は忠実に引き継がれています。





2013年10月25日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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