ID : Pass : 新規登録
The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
〜私たちは地域の発展と人間尊重の経営を目指す経営者集団です〜
三重ある記
 
トップ  >  (125)『あっぱっぱ貝』
その125
『あっぱっぱ貝』 志摩市  

mie   「あっぱっぱ貝」の名で親しまれるホタテに似たこの貝は、桧扇(ひおうぎ)貝。志摩地方の特産品です。
 ぷりっと引き締まった身は、サザエと並んで観光客の人気者。こうして焼物にして味わいます。
 実は非常に鮮やかな色の貝殻で、オレンジ、黄、赤…と、着色したかと見紛う美しさです。
 桧扇の名は、貝の形が、その昔、殿上人などが手にしていたヒノキでできた扇に似ているからだとか。では、なぜ「あっぱっぱ」なのかというと、焼くと貝の蓋が開いたり閉じたりを繰り返す様子からついたそう。
平成元年の消費税導入でお目見えした、41円切手のデザインに使われたこともある貝です。










2015年4月10日

前
(126)『那智黒石』
カテゴリートップ
TOP
次
(124)『鬼ヶ城』

三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
メニュー
TOP