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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
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三重ある記
 
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その194
『まないたさま』  熊野市有馬町 

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   「まないた」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、料理の時に使うあのまな板でしょう。
今回ご紹介する「天の真名井戸」は、地元の人たちに親しみを込めて「まないたさま」と呼ばれる、太古の祭祀の場。婦人病に霊験があると、特に女性の信仰を集めています。
なぜ、まないたさまと呼ばれるようになったのかは定かではありませんが、恐らく「真名井戸」が訛って「まないた」となったのであろう、とのこと。料理に使うまな板とは無縁のようです。
とっても静かな場所にある、まないたさま。パワースポットとして、熊野古道を訪れる人たちに人気があります。










2016年9月9日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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