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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
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三重ある記
 
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その217
『伊賀くみひも』  伊賀市 

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  丸台と呼ばれる円形の台の上で、吊玉に巻いた糸を巧みに交差させる職人。
 伊賀地方の伝統工芸品「伊賀くみひも」のひとコマです。
 丸台は真中に穴が開いており、組み上がった紐は下へと下がっていく仕掛けになっています。
 一見簡単そうに見える手仕事ですが、すべての糸を締めながら美しく組むには熟練の技が必要。糸を交差させるとき、吊玉と吊玉がぶつかり「コロン、コロン」と何とも優しい音を響かせます。












2017年03月10日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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