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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
〜私たちは地域の発展と人間尊重の経営を目指す経営者集団です〜
三重ある記
 
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その59
『海苔づくり』 鳥羽市答志島 

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 緑色の四角い「す」。この上に生の海苔を広げ、乾燥させて板海苔をこしらえます。
 鳥羽市の離島、答志島は三重の中でも、良質な海苔の産地。ミネラルをたっぷりと含んだ海水、荒い波が豊饒な漁場をつくり、元気な海苔が育つのだそうです。
 海苔を「わが子」と呼ぶ漁師の浜口満さんは、海苔の養殖一筋。「日本中、どこにも負けない海苔を育てていると、自信を持って言える」と、胸を張ります。
良質な海苔を高品質な板海苔にするには、「す」の手入れや新品との交換は大事な作業。黙々と作業を続けます。






2013年11月1日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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