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The Association of Small Business Entrepreneurs in Hokkaido
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三重ある記
 
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その183
『丁稚羊羹』  伊賀市 

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  「伊賀忍者」で知られる伊賀地方で、古くから親しまれてきた味といえば「丁稚羊羹」です。
 「丁稚」という名の由来は諸説があります。丁稚が練り羊羹をつくった後、鍋に残った羊羹に水を入れ、固めたものを好んで食べたという説、丁稚が里帰りの時に土産にしたからという説など。
 丁稚羊羹そのものは、西日本の主に近畿地方でつくられている和菓子で、味はもちろん、形や味もそれぞれの店で異なります。
 盆地特有のじっとりとした蒸し暑さが続く伊賀地方。ひんやりと冷やした丁稚羊羹は午後の一息にぴったりです。









2016年6月24日

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三重ある記について
 このコーナーでは、三重県の魅力を紹介します。釧路と三重は、北海道の名付け親で三重・松阪生まれの松浦武四郎(1818-1888)を縁に、地域間連携を始めています。
筆者プロフィール

下村 友惠(しもむら・ともえ)

三重県津市生まれ。皇學館大学文学部国文学科卒業。新聞記者を経て、フリーライター、地域コーディネーター、映像プロデューサー。月刊「旅の手帖」ライター。共著として『環境異変ー地球の悲鳴が聞こえる』(2009年、共同通信社)など
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